2024/07/31 18:12

長年愛用してきたビーエコラップの補修方法を実験!ということで色々と試してみた方法をご紹介します。

今回はその続きの後編。


どんな方法が効果的?!気になる前編はこちら


【さて、応用編】

前編のラップよりもっと手強そうな相手を探してみたところ、居ました。
長年出展に伴って暑いときも寒いときも一緒に過ごしてきたせいで、かなり劣化しています。
これでもまだ粘着力は有りますが、ここまで剥がれかけていると、すぐにワックスが取れてしまいそうです。



慣れてきたので、耐熱シートにギリギリまで収めて一気に全体をせめます。



そして、応用編の秘密兵器がこちら。



そう、コップです。
大事なことは形状がストレートの物であること。そうでないと転がすのが難しいかな、、

このコップ、デザインがかなりレトロ。
(もちろん、麺棒などの似たものなら何でも代用可能です。長さはコップくらいがやり易い気がしますが、、)



ドライヤーを当てて温まった上から、コップでゴロゴロ伸ばします。



完了。



全体を満遍なく温めて伸ばせたら、シートを剥がす前に少し冷ましましょう。
熱いうちに剥がすと、シートにワックスが付着しやすいと思います。



約1分ほど待ったのち、剥がしてみると・・・



おぉ、、メッチャなおってる!!
これも是非少し前の写真と見比べて欲しいのですが、、非常に良い感じです。


【まとめ】

今回3枚のラップを使って補修してみました。
はじめての割には最終的にいい結論にたどり着けたので、非常に満足です。

アイロンは小さなお子さんがいる場合は手軽に使えないですし、使った後の余熱もなかなかどうして。

アイロンが無い家も多いと思いますが、その点ドライヤーは割と在宅率高いですし、扱いも簡単なのでオススメです。


また、ドライヤーの方がピンポイントに補修したい場所を狙えるので、他の部分(まだ大丈夫なところ)にダメージを与えずに補修できる所も非常に良いと思いました!


個人的な話をしますと、我が家ではワックスが剥がれて布が露出して粘着が少なくなったビーエコたちは味噌作りの際に押蓋として1~2回使われ、最後はこれでもかってくらいにボロボロになった状態で庭の木の下に植えられます。

そんなルーティーンとともに、安心材料なので少しくらいの剥がれやカサカサを気にしないで使う性格が相まって、今まで補修するという発想がなかったのですが、今回やってみてちょっと感動でした。


ビーエコのGOTS生地は製作時期によって柄が変わるので基本的には一期一会。
お気に入りの柄も、時間が経つと既に生産中止になっている事も多いので、気に入った柄を長く使うには補修が非常に効果的だと思いました。


ビーエコラップは、マットとジェリたちの愛情とともに、たっぷりのワックスを浸透させて作られており、私が触った他社製品と比べてもベタつきが多くワックス量の多さを感じています。
ワックスが多い分、長持ちだとも自負しておりますが、こんな風に楽しく補修を行なうことで、より長く一枚一枚をご使用いただけたら我々としても嬉しいです。


子どもと一緒にやっても楽しそう  : )