2024/04/04 18:28
過ぎゆく日々の中で、一口食べるとあたたかな感情をそえてくれる焼き菓子。
一つ一つのことなったカワイイ姿は”手づくり”ならではの愛おしさを表現している。
プラントベースのお菓子を作って販売されている“コムギとハカリ”さんでは、
こだわりのお菓子と共にビーエコラップを置いていただいています。
お店は軽井沢駅より徒歩3分程。販売されているお菓子たちは、やわらかな色合いと余分な甘さを抑えた美味しさに、
思わず「素敵」と声を出してしまう程、細やかな部分で丁寧さを感じる商品ばかりです。
店主の岸田さんは、栄養士を経験し、その後ドイツと日本の製菓学校でお菓子作りを学ばれたとのこと。
「温度や配合・食材の組み合わせが科学みたいで、栄養学とはまた別の面白さを実感しました。
今では、栄養士として培った知識を加えて、
「食物アレルギーにも考慮したオーダーケーキの対策もできるようになりました」と話してくださいました。
力強い行動力は、お店作りの中でも発揮されていて、なんと1人で“調理・宣伝・販売”を手がけられているのです。
さらにお店のお菓子は、環境問題や健康配慮の観点から牛乳やバター、卵などの動物性食材ではなく、
植物由来の原料で作られた”プラントベース”で作られています。育ち盛りの子供の為に、健康に良いおやつを食べてほしい!
という想いで作り始めたが、次第に「ストイックじゃなくてもいい、全部じゃなくてもいい。
地球と身体に心地よいプラントベース生活をたまには取り入れてみよう」という想いでお店のお菓子にも加えたんだそうです。
お菓子作りのこだわりに続き、岸田さんはお家でもサステナブルなアクションをたくさんされています。
お家には電子レンジも電気釜も置いておらず、”無駄を減らす生活”という視点で、
6年前にビーエコラップをオンライン上で発見してから、ずっと使い続けてくださっていました。
ボウルの蓋やスライスケーキやクッキーはSサイズ、ホールのパウンドケーキやパン作りの際は
生地を寝かす時にLサイズが大活躍している。布巾より手軽でちゃんと発酵もしてくれる!と使い方も幅広い。
「使い古しちゃってて恥ずかしいです」と言いつつも、長い年月同じものを丁寧に使ってくださっているのが感じられました。
お店では、一度使って捨ててしまうプラスチック梱包を極力少なくする為、
繰り返し使えるクッキー缶をメインに販売されています。
缶は使い終わってまた持っていくと再度クッキーを詰めて購入する事ができるのです。
お話をお伺いしていく中で、生活にサステナブルな考えや環境を想って何かを変えることを、
自分なりのペースで”愉しく続けていくこと”が大切なのだと改めて感じました。
100%の完璧さを目指さなくても、少しゴミを少なくする事で次のアクションに通じる新しい気づきを得られます。
まずはお茶の時間に食べるお菓子をいつもより体を気にかけた物を選ぶもよし、
ビーエコラップで毎日の食べ物を包んでいただくもよし。
春のワンアクションで少しづつ地球と身体に心地よい選択をはじめてみませんか。
- - - - - - - - - - -
【コムギとハカリ】
“こだわりの素材と一手間”を大切にするユニークな焼き菓子が並ぶ長野県軽井沢・御代田を中心にお店を構えるベイクショップ
季節や旬のものを、少し変わったアイディアとユニークな形でお菓子に生かす、目でみてもわくわくするお菓子を作っています。
“ちきゅうに、どうぶつに、体にやさしく“をテーマにヴィーガンクッキーを季節ごとに展開。
プラスチックの包装が多い食品業界、どうしたら安全を守りながらサスティナブルに移行していけるのか積極的に取り組んでいます。
ケーキデザイン・ベーキングクラス・講演などで活動中。
HP:https://komugiandhakari.com/
お店情報
〒389-0104 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東30-12
毎週金・土
営業時間10:00~16:00